レーザの種類 Laser
レーザとは What is a laser?
Laserは、Light Amplification by stimulated emission of radiationの頭文字を取ったもの。
直訳すれば誘導放出による光の増幅という意味になります。
簡単に言えば、光を電気信号のように増幅し、強くするということになるでしょうか。
弊社のレーザは、折り返しミラーで増幅したレーザ光をレンズで絞ってアシストガスとともに金属などのカッティングに応用した物です。
レーザの種類 Laser type
ファイバーレーザ
切断 弊社が最も得意とする分野です。
15Kwの最新機種を導入しています。ビーム品質・集光性についてはYAGより良好なものが得られます。その波長は1030nmとYAGレーザに近く、CO2レーザで加工困難とされていた高反射材についてもアルミは25mm、銅・真鍮は15mmの板厚まで加工可能です。
薄板についても超高速にて加工可能です。
CO2(炭酸ガス)レーザ
切断 弊社が最も得意とする分野です。
ステンレス・鉄などの金属の加工などは容易にできます。
アルミ・銅・真鍮などの非鉄金属は、光を反射する為に加工が困難。
溶接
自動車メーカーが取り組んでいて、テラードブランクをレーザ溶接に変えることにより大幅にコストダウンできました。
YVO4レーザ
レーザマーカ
低出力のパルス発振のマーキング用です。樹脂・金属などにマーキングや発色が行えます。ラベル、タグ、基板に識別用のマーキングを行います。
YAGレーザ
パルス型レーザ
微細穴あけ、薄板溶接に向いています。
LD励起YAGレーザ
レーザ活性媒質(固体)を半導体レーザ(Laser Diode;LD)
光で励起するレーザです。このレーザは、ランプ励起のレーザと比べて、多くの特性を持っているので高出力YAGレーザ装置による金属の溶接・切断に最適です。また光ファイバー伝送で3
次元加工が容易にシステムアップできます。
エキシマレーザ
紫外線のパルスの繰り返し発振で、紫外線領域の光を高出力で発振できます。有名なものとして、角膜にエキシマレーザを照射し、屈折を矯正することで視力を回復させるというLASIK手術があります。